医療法人祥仁会 PET/CTについて

長崎県内でPET/CTがん検診が受診できます

2022年に国産初のデジタルPET/CTを新規導入致しました。
これにより大幅な画質の向上が得られ、短時間で高画質の撮影が可能となりました。

西諫早病院では、長崎県内の民間病院で唯一、PET/CTを導入しています。
検診にも注力しており、がんの早期発見に努めております。
また、高画質・低被ばくで皆様の負担の少ない検査を提供いたします。

PET/CT機器画像

デジタルPET/CT「Cartesion prime」
(CANONメディカルシステムズ株式会社)

PET/CTとは?

  • PET:陽電子放射断層撮影法(機能診断)とCT(形態学診断)を同時に撮れる最新の画像診断です。
    PETをさらに進化させたPET/CTは最先端の診断機器と言えます。
  • 細胞の代謝・機能を画像化し、CT画像と融合することにより悪性腫瘍を発見する検査法です。
  • MRIやCTのようにがんの形態のみを診断する検査法とは異なります。
  • 米国では"PET First(まずはPET検査から)"と言われるほど普及しています。

PET/CTの特徴

痛みは注射1本だけ

  • 注射針を刺す際の痛みだけです。
  • 不快感や副作用の心配もありません。

小さながんも発見

  • 10㎜程度の小さながんの発見が可能ですが、場合によっては5㎜程度の極小のがんも見つかることがあります。

高いがん診断能力

  • PETとCTを一連の流れで撮影することで、検査時間の短縮と正確な診断が行えます。
  • 細胞の代謝機能と形態を合わせて診断します。
  • 短時間でほぼ全身のがんを検索することができます。
  • 転移や治療効果も判ります。
1回で
ほぼ全身の
がんを診断
苦痛なし
副作用なし
快適精密検査
検査着のまま
ベッドで25分

がんの発見原理

がんの発見原理イメージ

がん細胞は増殖が盛んで、正常細胞に比べ約3~8倍のブドウ糖を消費する性質があります。
PETではこの性質を利用し、ブドウ糖に似た放射性検査薬剤(FDG)を体内に注射します。
FDGが全身にいきわたるのを待って画像化すると、がん細胞にFDGが多く集まるため、がんの有無、位置、進行具合のほか、腫瘍の良性・悪性の識別を早期に診断することが可能です。

がん細胞の成長プロセス

検査を受けられるみなさまへ

当院では長崎大学病院放射線科と連携し、質の高い診断を行っております。読影は見落としの無いように原則3名の医師によるトリプルチェックを行い、検査結果に関しては後日来院して頂き、他の検査結果も併せて詳しい説明を行っています。

当院では、皆様の健康のお役に立ちたいと念願しています。
検査内容などにつきましては、お気軽にお尋ねください。

  • PET/CTは最先端の検査で、多くのがんの検出に有用です。
  • 病巣の部位や形態により見つかりにくいものもあります。
  • 使用するFDGが尿中に排出されるため、腎臓・膀胱では発見困難な場合があります。
  • 脳では正常細胞にFDGがたくさん集積するため発見困難な場合があります。
  • PET/CTの特徴を踏まえ、他の検査もあわせて受診されることをお勧めします。

送迎のご案内

当院では、フェリーターミナル・駅・空港等に送迎を行っております。
ご希望の方は、お電話にてご相談ください。

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