PET/CTがん検診
PET/CTがん検診に関するよくあるご質問をまとめています。
この中にないものや、ご不明な点は、ご遠慮なくご相談ください。
PET/CT がん検診 Q&A
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PETとPET/CT検査はがんの早期発見に役立ちますか?
全てのがんを発見できるわけではありませんが、早期発見に有効です。
通常の健康診断では発見が難しいごく小さながん細胞でも、早期発見が期待できるため定期的な受診をおすすめしています。
CTと同時に撮影するのでPETが苦手とする部位の病変の検出にも役立ちます。
しかし、全てのがんを発見できるわけではなく、他の検査方法(超音波や内視鏡検査など)を組み合わせることで、より精度の高い検査結果が得られます。 -
全てのがんが発見できないのになぜPET/CT検査は注目されるのですか?
また、どれくらいの期間で受診したらよいですか?従来の健康診断で発見されるより、はるかに早期のがんが見つかるところが注目されています。
発見率は10倍以上との報告もあり、早期発見により治療の選択肢や根治の可能性が望めます。
しかし、ごく小さな初期がんは見つからないことがあり、数年後に大きくなって発見されることもありますので、1~3年間隔での受診をおすすめしています。 -
がんを経験した人にもPET/CT検査は有用ですか?
過去にがん治療をした方にも大変有用です。
再発や転移がどの臓器に出現するかを予測することは困難ですが、PET/CTは全身を検査できる優れた特徴を持っているため、予期せぬところに生じた転移や再発の発見に期待できます。 -
検査による被曝は問題ないですか?
少量のFDGとCT検査を合わせた被曝量は、胃のX線検査の約1.8倍程度です。
人体に重大な影響を及ぼす被曝量ではありませんので、安心して受診してください。 -
検査前の注意事項はありますか?
下記の点にご注意ください。
- PET/CT検査では、血糖値が影響します。
- 検査の6時間前から絶食してください。
- 糖分が含まれる飲食物は控えてください。
- 飲酒も控えてください。
- 水・白湯は飲まれてもかまいません。
- 検査直前の激しい運動は控えてください。